dabeull / intimate fonk
人気アルトサックス奏者、キャノンボール・アダレイが名門レーベルRiversideに吹き込んだ初リーダーアルバムです。この後このレーベルに多数の名盤を残すことになりますが中でも注目はビル・エヴァンス（p）の参加です。この録音に先立つ2ヶ月前にアダレイはマイルス・デイビス六重奏団でもエヴァンスと共演していますが、ここでの共演もアルバムの価値をさらに高めています。他はブルー・ミッチェル（tp）、サム・ジョーンズ（b）、フィリー・ジョー・ジョーンズ（ds）というハード・バップ全盛期の一線級メンバーが加わり快演を展開しています。やはり全体的に主役のアダレイの自身漲る吹奏が冴え渡っています。US Riverside RLP 12-269 mono blue small label DGオリジナルは1958年リリースですが本盤はその後ほぼ同時期ののリプレス盤だと思われます。ジャケットは経年劣化で擦れ、黄ばみがあります。盤はずしりと重量感がありますが一部小さく反りがあり微かにに音揺れのようなものを感じるところがあるものの再生にはほとんど影響ありません。盤面は目立つような擦り傷はなくノイズもわずかでほとんど問題ないレベルだと思います。

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